木製建具の川井工業は、室内ドア、機能ドア、デザイナーズドア、注文家具などの木製建具製品の製造メーカーです。

物作りへのこだわり
川井工業の歴史
当社は、創始者、川井富男が昭和22年静岡県浜松市佐藤町に木製建具業として川井建具店を創立致しました。
当時は戦後まもなく機械も手に入りにくく、年期奉公をあけた親方の工場に、夜、機械を借りに行き、昼は自分の作業場で製作を進めるという状態でした。しかし、周囲は戦後の復興の中、次々と家を建てる人々が増え、住宅業界は明るい出発でした。
当時はサッシもなく、外部建具はすべて木製で、外側は板戸の雨戸をどの家もつけており、1軒分の建具注文数は今よりも数倍多く、売上げは建築費の中で高い比率を示しておりました。
沿革
昭和35年 規格木型枠の大量注文が入るようになり、初めて量産体制をすることになりました。初めての計画大量生産ということで資材の乾燥・大量仕入・海外資材の調達と、当時としては建具屋として魁的な存在でした。
昭和42年 法人・有限会社川井工業を設立。大蒲町に移転し、八幡エコンサッシ(後の新日鉄サッシ)の特約店となり、市内周辺の工務店さんに説明会を開き、外建具のサッシへの普及にも努力いたしました。しかし、サッシが、一般市場に出回るにつけ、価格競争に激しさが増し、乱売の様相を示すようになり、難しさを感じ、サッシ販売を中止し、創業本来の木製品の特化を目指すことに決め、ゼネコン向けの建具・店舗用家具等の製造販売に拡張営業をしていきました。
平成2年 現社長川井猛詞に代表者が継承され、同時に笠井新田町に工場移転し、ハウスメーカーのオリジナルドアの製造販売を開始。同時に造作材商品の新規製造・インドネシアから直接材料仕入れを始めました。ここにオリジナルドア・造作材・注文家具の3部門が開設されました。
平成4年 埼玉工場開設流通部門 アルウッドを開設。
平成12年 資材仕入れコストの低減のため、大量仕入れの必要を目的とし、株式会社BOA・コーポレーションを設立。資材専門メーカーとして開設しました。
平成18年 商号を株式会社 川井工業に変更。
平成19年 流通の効率・重要性を考え、笠井新田工場に流通センターを設立。同地に障子・襖専用工場を併設する。同年 浜松市浜北区平口に、本社及び本社工場を移転し、現在に至る。

木を利用した物作りりのこだわり
私の若いころは物を作る時、すべて手作業で覚え体感し、頭の中に感覚で残る覚え方をしてきました。現在は細部に至るまできれいで正確に加工の出来る機械があり量産も容易になりました。しかし、それだけでは新しい技術の継承は終ってしまいます。やはり、完成に至るまでの過程で大事な要点を覚えさせなければなりません。

そうすることにより機械に使われる人間でなく、機械を使いこなす本当の技術屋(エンジニア)になるのです。物をつくるとは挑戦し作り上げる事にあり、おもしろさ、楽しさをわかった人が持ちえる特権であると思っています。
株式会社 川井工業 代表取締役 川井猛詞

これからは職人の技を磨く事は一番ですが、現代社会に受け入れられるセンス、つまり要求にマッチしたデザイン、色彩感覚を学び、難しい事ですが、全体にバランスのとれた技術屋にならなければなりません。
国境の無いビジネスと言われている現在、昔から日本人の持っている木に対する愛着と木をうまく利用した技術は世界でもトップだと思います。様変わりする住宅産業であるが、木を扱うものとして少しでもお役に立てればと頑張っています。今後優れた技術人を育てることを一番の使命としがんばっていく所存です。
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